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鈴木尚広さんの話

近頃、ネットのごくごくごく一部でなんだかウザがられてるっぽい元プロ野球選手の鈴木尚広さんのことを擁護したいと思います。


まず、彼を叩いてる人は大きな誤解を二つほどしている。
一つは「たいした実績がない?いや、ある!」ということ。


わるい人「何でこんな代走ヤローが解説とかに出しゃばってくるんだよ、
     たいした実績もねえくせによ」

はい、ダウト。実績はあります。


「代走のスペシャリスト」とかいう名誉なんだかそうじゃないんだかな称号を与えられてる鈴木さんですけど、レギュラーとして出場していた期間もあります。

2006年には263打席、2008年には270打席など200打席以上立ったシーズンが4回あります。まあキャリアハイで270打席なので、「不動の」レギュラーとは言い難いですが、併用されながらも数年間レギュラーを張っていたのは事実です。


次に走塁面。
鈴木さんの通算盗塁数は228。このうち代走での盗塁数は132です。
つまり228-132=96盗塁を代走以外の場面で行っているということになります。およそ4割ほどは自分のバットで出塁して、なおかつ盗塁を決めたということですね。


そして最後に鈴木さんがたいした実績を残した動かぬ証拠があります。
2008年 鈴木尚広 ゴールデングラブ賞 受賞している!

これはもうぐうの音も出ないでしょうね。
リーグを代表する守備の名手9人にしか与えられないGG賞ですから。
しかも鈴木さんはセンター守ってましたから。


ここで鈴木さんに対する誤解その2
「実際は打てるし、守れる」ということ!

「代走専=打てない、守れない」みたいなイメージ持ってません?
持ってなかったらすみません。

GG賞を受賞しているように、鈴木さんの広い守備範囲を活かした外野守備は高い評価を受けています。

そして年齢が30代後半に差し掛かっても普通に守備固めとして出場。
レフトが主でしたが、センターも守ってた…気がします。


そして一番声を大にして言いたいことは、
鈴木さんのバッティングはあなどれない、ということ。

キャリアハイといえる成績を残した2008年には、打率.304 OPS.763 となかなかの好成績。ホームランも3本打ってます。

そして見てください!
2014年 20打数7安打(.350)
2015年 17打数5安打(.294)
2016年 10打数3安打(.300)
というように、控えにまわるようになった晩年でも数少ないチャンスでは確実に打っていることが分かるでしょう。

というかこれだけ打てるんだから代走のみで使うのはちょっともったいないくらいなんですよ。走塁技術が高すぎるが故に、しかたなく彼は代走のスペシャリストになってしまったのです。



思えば、僕も昔は巨人ファンでした。しかし上原がメジャーへ行き、鈴木がレギュラー争いに敗れた2009年ごろ、僕の巨人への愛情は尽き、広島カープの機動力野球に魅了されていったのです。

そんな鈴木ファンの僕としては、昨今の鈴木disの流れ(ネット上のほーーーんの一部ですけど)は見ていられなかった…!

誰が読んでくれるか分かりませんが、一人でも哀れな勘違いを起こし、鈴木尚広さんをバカにするような発言をしてしまうようなことがないようにこのブログで訴えておこうと思います。